私は海外在住です。
娘(小学6年)へのクリスマスプレゼントにKindle Fire Hd 7 を買いましたが、海外でもキンドルタブレットが使えるか、不安に思う人も多いようですので、使い勝手をレポートしてみます。
Kindle Fire Hdを子供用に買ってみた
まずタブレット端末をプレゼントに選んだ理由ですが、目的は2つ。「読書(含むマンガ)」と「学習に役立てる」です。
海外にいるので、日本語の書籍に触れる機会が絶対的に少なくなってしまうというのが一つ。
そして、国語辞書や漢字練習などの学習向けアプリを使いたいということでした。
では、「ナゼkindle fire hdか?」ですが、子供にタブレット端末を買い与えるに際し、大前提条件としたのは”ペアレントコントロール”。親のほうで機能制限ができないと、有料アプリやゲームなどを親の知らぬ間に買い込んでしまう可能性が大いにあります。
Androidタブレットはそもそもペアレントコントロールという概念がないので、却下。
子供向けタブレットで人気のTap Me やMeep は、小学6年生が使うにはちょっと子供向けすぎ。
iPadは文句なしですが、値段が高すぎ。「1台目のタブレット入門機」という位置づけなので、少々高価過ぎました。
ということで残ったのが、キンドル・ファイアだったというワケです。
Kindle Fire Hdは海外で使えるか
日本のkindle fire hd は海外では使えない、というか、そもそも買えません。
従って購入にあたってはまず、
1.実家の住所で子供用のAmazonアカウントを作成
2.オンラインで本体購入
3.実家から郵送してもらう
という手順を踏みました。
そして海外で実際にkindle fire hdタブレットが使えるか・・・。
Amazonジャパンでは海外からの書籍購入に制限をかけていて(アプリには制限がかかっていないようです)、海外のIPアドレスから電子書籍を購入すると、数冊買ったところでブロックされます。
ある程度時間を置けば大丈夫のようですが、その期間はもちろん公表されていません・・・。
これを回避するには、VPNサービスを使いIPアドレスを日本に偽装して、オンラインストアから電子書籍を購入します。これは自分のデスクトップパソコンから。VPNサービスについてはここでは述べませんので、ググって調べてみてください。
こうしてIPアドレスを偽装した親のデスクトップパソコンで電子書籍やアプリを購入すると、即座に子供タブレットのほうにも反映されてダウンロードできます。
まとめると、VPNサービスを使うという一手間が余計にかかりますが、kindle fire hdタブレットは海外でも使えます。
Kindle Fire Hdのここが不満
さてkindle fire hd ですが、タブレット入門機としてはコスパも非常によく、親子共にほぼ満足できる機能です。
不満点は、やはり有料無料を含め、アプリの数が少ないこと。
手書き漢字ドリルやFun English などの学習アプリは役立っていますが、一番欲しかった小学生用の学習国語辞書がない・・・。iPadでもAndroidでもやWindows タブレットでもあるのに、Kindleには大人向けの国語辞典しかとりそろえていないのが残念です。
これは今後に期待するしかないですね。
それ以外では・・・今のところ、親も子供も特に不満点はありません。iPadのように様々なことができるわけではないですが、当初の目的は十分に果たしています。
まとめ
ということで、現在海外に住んでいる小学6年生の娘へのプレゼントにKindle Fire Hd を選んだのは、正解だったかな、と思っています。
海外住まいの方の参考になればうれしいです。