真夏の暑い時期に、リフォームや建築工事などに来てくれている職人さん。
炎天下の作業で大変そうだし、何か差し入れたい、でも何が・・・
とお困りの人も多いようです。
私は若いころは本格的に登山をしていて、街にいるときは高所作業の専門会社でアルバイト仕事をしていました。
ロープにぶら下がってガラスや外壁を清掃したり、防水のシーリング工事をしたりなどが主な仕事。
大工さんのような建築系ではありませんでしたが、現場によってはいっしょに仕事することもままありました。
当時の経験から、職人さんが夏場にもらってよろこぶ差し入れを紹介したいと思います。
職人さんへの差し入れ 夏場は飲み物!
何と言っても夏場に嬉しいのは、冷たい飲み物ですね。
今でもよく覚えているのですが、都内のあるビルのオーナーさん。
クーラーボックスに缶コーヒーやスポーツドリンクなどが冷やしてあり、
「ご苦労様です、お好きなものをどうぞ」と張り紙。
あれは本当に嬉しかったですし、ありがたかったです。
自分たちのように(当時は・・・)若い者は、仕事中はスポーツドリンク系で、仕事後は炭酸飲料。
少し歳が行った先輩職人さんたちは、缶コーヒーが好みのようでした。
当時の私達のような清掃系の業者は、差し入れはないのが当たり前で、
別に何もなくても何とも思いませんし、失礼でもありませんが、
こういう心遣いをしてくださる現場では、やはり丁寧な仕事をしようと思ったものです。
逆に食べ物は、あまり有り難みがありませんでした。
特に、自分たちが残したら捨てなければならない物は気を使いますし、逆にありがた迷惑だったりしたことも・・・。
やっぱり夏場は飲み物が一番です。
職人さんへの差し入れ 出すタイミングは?
職人の作業は危険を伴うものも多いので、必ず10時と3時には休憩を入れ、リフレッシュするための時間を持ちます。
差し入れを飲んだり食べたりはこのタイミングになりますが、頂く方としては、「クーラーボックスに入れて仕事開始前にまとめて」が一番ありがたいです。
天候や工程の都合で休憩を取らない場合もありますし、早めに作業が進んだ時は10時前に切れの良い所で休憩することもあります。
そういうときに10時丁度に差し入れを頂いても、また手を止めないといけなくなってしまいます。
仕事を始める前にまとめて用意して頂けたら、自分たちにちょうど良いタイミングで頂けるので、とても有難かったです。
まとめ
「作業中のお茶の用意はどうしましょうか」と現場責任者に尋ねれば、間違いなく「どうぞお気遣いなく!」という答えが帰ってくるはずです。
ですが職人さんも人の子、夏場は特に冷たい飲み物の差し入れがあれば嬉しいし、現場も和むものです。
もちろん職人によって好みは千差万別なので、各種取り混ぜてお好きなものをどうぞというのがベストでしょう。