ご存知のように、お年寄りは若い人と比べ、より熱中症になりやすい傾向があります。
日に日に暑さを増すこの時期、高齢者が熱中症から身を守るには、熱中症計が有効です。
日中は家族が仕事や学校で外に出てしまい、家には高齢者の方だけになる・・・。
そんな家庭では、熱中症計があると安心です。
熱中症計はお年寄りに必要です
熱中症は炎天下でスポーツをしたときになるものと考えられていますが、高齢者の方が、室内でかかってしまうケースが実は非常に多いのです。
その理由は、①加齢により体温調節能力の低下していること。
そして、②気温に対しても鈍感になっているということ。
が挙げられます。室内が暑くなっているのに、体が暑いと感じにくくなっているのです。
結果として、自分でも気が付かないうちに熱中症にかかってしまうというわけです。
ですから、熱中症を予防するために、部屋の室温&湿度を客観的にチェックできるよう、熱中症計を室内の目立つところに置いておき、危険値が出たらエアコンをつけてもらうようにしましょう。
熱中症計 お年寄りには大型
熱中症計はいろいろなものが売られています。
子供向けのかわいいデザインのものが多いですが、高齢者が使うのに適したものは・・・。
私の両親(70代)や叔父・叔母の意見を聞いてみますと、、
●表示が大きく見やすい
●デジタルよりアナログ
なものがいい、ということでした。
携帯型よりは、机の上に置いて置けるタイプか、壁にかけて使うタイプ。
アナログにこだわりがなければ、デジタル式で、基準値を超えるとブザーが鳴るものがいいでしょう。
熱中症計 お年寄り向けのおすすめ
上記の条件を考えて、お年寄り向けにおすすめの熱中症計ですが、
アナログ式なら「TANITA アナログ式 簡易熱中症指数計 大型 TT546-WH」。
温度計と湿度計の針が交差したところが何色か・・・によって、熱中症の危険度がわかります。
赤いオレンジの「厳重警戒」になったらエアコンを使うようにしてもらえば、家族も安心です。
またデジタルなら、表示が大きく、ブザー機能もついた「原田産業(HARADA) 置型熱中症計 見守りっち 」など。日本気象協会監修品です。
まとめ
お年寄りにはぜひ持っていてもらいたい熱中症計ですが、もともと家庭用のものは簡易型で、アナログにしろデジタルにしろ、それほど正確なものではありません。
タイプの違うものを2つ持っていたほうが、より安心かもしれませんね。