うっとおしい梅雨がやってきますが・・・。
昨年の父の日に、私が父親にプレゼントした防水レインコート、あまりの父の気に入りように、高価ですが私も思い切って買ってしまいました。
これがまた実に良いので、使用感のレビューをしてみたいと思います。
mont-bell パックライトトラベルコート
モンベル社製の、ゴアテックスロングコートです。
モンベル社は登山用品など、アウトドア仕様の製品を手がけている会社。
特にレインウェアに力を入れている会社で、その高い縫製技術と圧倒的なレパートリー・品揃えから、「レインウェアなら世界一」と高い評価を得ています。
そのmont-bell社が手がけるコートだけに、防水透湿の性能は完璧の一言。台風レベルの大雨に直接打たれても、体はほとんど濡れません。
ゴアテックスとは、無数の微細な孔があいている防水素材で、この孔の大きさが水滴は通さず水蒸気は通り抜ける大きさなので、汗の水蒸気を外に放出しムレません。
レインウェアに使われる素材なので、普通のビジネスコートよりはるかに軽量・コンパクトに収納もできます(重さ約400グラム、たためば楽に鞄に入るサイズ)。
黒だと胸のロゴが変に目立つので、ベージュを選択。これならビジネスコートとして使っても、ほとんど違和感はありません。
高い買い物ではありましたが、思い切って手に入れて大いに満足です。
ビジネスコートだけではスーツの裾が濡れる
しかしコートと傘でひざ上~上半身は防水できても、スーツの裾は濡れてしまうんですよね・・・。
防水スプレーをスソにかけるとだいぶ違うのですが、スーツの素材によっては使えないこともありますし、さすがにゲリラ豪雨レベルの大雨に遭うと、濡れは避けられません。
そこで、事前に「大雨!」と天気予報でわかっているときは、登山で使っているレインウェアのズボンのほうも履いて行きます。
数あるアウトドア・レインウェアの中でのお勧めは、ファイントラック社のエバーブレス・フォトンULパンツというもの。
上記の防水コートはゴアテックス製ですが、こちらのズボンはエバーブレスという似たような防水透湿素材。しかしこの製品の特徴は、ストレッチ性が高いこと。よく伸びることで細身のデザインにでき、細身であるがゆえにビジネスコートに合わせても違和感がありません。
色が黒というのもいいですし、上下別々の販売というのも有難い。パンツだけなら180グラムと超軽量なので、持ち運びにも困りません。
これまた非常に高価ですが、それに見合う効果は十分にありますよ。
ビジネスコートに合わせて靴も防水
傘・防水レインコート・レインウェアズボンとくれば、最後は革靴。
普通の革靴は非常に雨に弱いですが、アサヒシューズのトップドライシリーズなど、ゴアテックス素材を効果的に使った防水ビジネスシューズがあれば、濡れ対策は完璧です。
しかし高価な防水コートを買ってしまったので、予算不足につき現在保留中・・・。
とりあえず今は、塩ビ素材の偽革靴を雨の日には使っています。
蒸れることが最大の短所ですが、長靴素材なので防水性は完璧で、少々の水たまりなど全く問題にしません。5000円以下とコスパも非常に良いので、重宝しています。
しかしいつかは、ゴアテックス製に乗り換えたい(笑)。
まとめ
傘に、濡れない防水ビジネスコートとレインウェアのズボン、トドメに防水ビジネスシューズで足元をかためれば、ゲリラ豪雨でも台風の日の出勤でも、ほとんど濡れることなく突き進んで行けます。
はっきり言ってどれも高価な品ですが、あの濡れの不快感から逃れられるのであれば、少なくとも私には納得の行くアイテムでした。