工業英検とTOEIC就職の役に立つのはどちら?3級の難易度は?

工業系の高校や大学、そして高専では工業英語をよく使います。

工業英検3級はその基礎となる資格です。

この3級に合格すればたいていの学校では2単位がもらえたりするので、ぜひ在学中にとっておきたい資格。

でもこの工業英検、就職活動で語学力をアピールするのに、役に立つのでしょうか

工業検定とTOEIC

工業英検3級はTOEIC400点レベルとされています。

400点といえば、平均的な高校で英語に得意意識を持っている生徒の平均的なスコアでしょうか。

ですから、大学編入試験の勉強をしている高専5年生ならば、それほど苦労することなく取れる資格といえるでしょう。

ただし日常会話ではほとんど使う事の無い、工業系の専門的な語彙が出題されるので、TOEICの高スコアの人でも油断すると足元をすくわれます。

TOEICでは細かいニュアンスや解釈に難があってもある程度の高得点は期待できます。

しかし工業英語では、人によって翻訳の違いが出てしまうと重大な作業ミスにつながる可能性があるので、正確な内容を簡潔に、和訳・英訳できる能力が求められます。

そしてそのような点が、工業英検にも反映されています。

高専の学生であれば、就職活動を始めるまでに最低限取得しておきたいのは3級。

工業英検3級の場合、合格率は約44%(4級は58%)。

比較的高い合格率ですから、頑張って取得しておきましょう。

工業検定は就職の役に立つ?

高専の学生が就職で英語力をアピールしようという場合、実のところ工業英検3級はそれほど高評価の対象にはなりません

技術職であろうと、英語力はTOEICで判断されることが一般的なためです。あとは専門分野の資格ですね。

また、英語力以上に評価されるのが業務経験。技術職は経験が命です。

しかし高専の学生が評価の対象となるような業務経験を持っているはずもないので、経験の無さをフォローするためにも、TOEICにあわせて工業英検も受けるといいでしょう。

新卒で3級、できれば2級の資格があれば、就職活動で役に立つ資格となりえます

複数の応募者がみな同じ程度のTOEICスコアであれば、プラスして工業英検も持っているほうが、より強い英語力のアピールになります。

工業英検だけでは弱いので、トーイックや英検と合わせて持っておきましょう

工業検定3級の難易度は?

工業英検3級の難易度は、TOEIC換算で400点レベルとされています

工業英検3級は、大学専門課程や工業専門高校上級などの工業英語の応用知識を持つ者とされ、全問マークシート式の筆記試験のみとなります。

こう書くと難しそうですが、中学レベルの基礎英語力があり、多少の工業系専門用語を覚えていれば、比較的問題なく合格できます

(ただし3級以下。2級の難易度はかなり高く、1級となると技術翻訳者を目指す人が取ればいいような資格です)。

3級で求められる読解能力は

●科学技術に関する基本的な文章が読める
●簡単な取扱説明書を読める
●実験、生産工程に関する指示文、注意事項を読める

ことです。

中学英語の復習をしっかりして、あとは専用の問題集を繰り返しやって専門語彙を覚えれば、合格はぐっと近づきます。

まとめ

今の時代、就職活動にも英語力は大きくモノを言います。

高専卒業までにぜひ工業英検3級に合格し、TOEICでも500点以上をマークしておきましょう。

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