ビーチサンダル・・・。簡単、むれない、すぐ脱ぎ履きできる、すずしい!加えて突然の雨に濡れてもへっちゃらと、夏の足元アイテムとして手放せない逸品ですね。
私は夏のカジュアルな場面は、いつもビーサンです。
しかしこの便利なビーチサンダルは、普通の靴やサンダルと比べて足が痛くなりやすいという欠点も。痛みの部位ごとに、対策を考えましょう。
ビーチサンダルが痛い 指の間の場合
ビーチサンダルで、親指と人差し指の間が痛くなる場合です。ビーチサンダルの鼻緒の部分(トングといいます)が指の股にあたって靴ずれ状態・・・。これが最も一般的です。
普段靴を履いている人は指の股が弱くなっているので、慣れないうちはたいていここが痛くなります。履き続けていると、次第にこの部分の皮も強くなって痛まなくなるのですが、やはり最初は歩くのも辛いもの。
対策としては『トングカバー』というクッションをつけると、多少歩きやすくなります。完全に問題が解消されるわけではありませんが、何もしないよりはずっと快適です。
だいたい1,000円~2,000円ぐらいなので、ドラッグストアや楽天通販などで探してみてください。
また歩き方も、痛み解消には重要。下駄を履く時と同じ要領で、足の親指と人差し指でトングを挟むような感覚が大切です。
また、歩幅は小さく、踵からソフトに足を着地させ、トングが指の股に食い込まないように歩きます。
ビーチサンダルが痛い 足の甲の場合
鼻緒が甲の部分に当たって痛む場合・・・。甲高の人がなりやすいです。
鼻緒がきつく感じる場合は足に合っていないので、そのビーチサンダルは諦めて他のものに買い替えましょう。革靴のように履いていれば足に馴染む・・・ということは、ありません。
また、百均で売っているような安物ビーチサンダルだと、鼻緒部分の内側が平らになっていないものがあり、こういうビーサンだと擦れて痛みやすくなります。こういう場合はまずは紙やすりで擦れる部分を平らします。
それでも痛む場合は「トングカバーソックス」というサンダル用の目立たないソックスを履くしかないですね。
ビーチサンダルで足が痛くなったら
ビーチサンダルに慣れないうちは、たいてい靴擦れ状態になり足が痛みます。
痛くなってしまった場合の応急処置は絆創膏。皮がめくれたりして本格的に痛くなる前に処置しておきましょう。
また、ビーチサンダルはスニーカーや運動靴より足に負担や過重がかかりやすいので、長時間の使用にはもともと向いていません。あまりビーサンで歩きすぎないようにしましょう。
結局、どうしてもビーサンが足に合わなければ、ビーチに合う運動靴を。岩場など怪我をしやすい場所を歩けて、水の中もOK!そのまま泳げる!のウォーターシューズなどもお勧めです。
まとめ
最後にビーチサンダル選びですが、ペラペラものもではなく、ある程度の堅さ(重さ)があるものがいいです。
私が失敗したのは、「い草サンダル」。快適そうに見えたのですが、まず強度がないので壊れやすく、着地の襲撃もダイレクトに足に響きます。
また鼻緒のトング部分がど真ん中にあるので足に合わず、こればかりはビーサンマスターの私もすぐにギブアップしました。
とまあ、これは私の失敗例ですが、慣れてしまえばビーチサンダルほど夏場のちょい歩きに適した履物はありません。ぜひ快適な足元生活を送ってください。