スキーと違いスノーボードではゴーグルをかける場合が多いですが、眼鏡をかけている人にとっては、不便も多いところ。
各社から眼鏡対応のモデルも販売されていますが、選ぶ際はどこに注意したらいいのかなど、おすすめ品とともに紹介します。
スノーボードゴーグル 眼鏡対応 サイズは?
スノーボードゴーグルを製造しているメーカーでは、ほとんどの場合メガネOKのモデルも販売しています。
ただ、メガネ対応のスノーボードゴーグルであっても、やはりメガネの形は千差万別、ひとつひとつ微妙に長さや角度が違います。
ですから、できれば店で自分の眼鏡と合うか確認させてもらってから買うのがベストです。
もし自分の眼鏡と合っていないと、眼鏡がゴーグルに押し付けられて、顔のその部分が痛くなったり。
また、この状態でコケたりして顔面に襲撃を受けると、ひどい怪我をする可能性があります。
加えて、眼鏡対応のゴーグルは外国メーカーのものだと、日本人の顔にはフィットしないぐらい大きなものもあります。
小顔の人だと、まるで全面マスクをつけているような具合になってしまうものも。
そういう点でも、ショップで色々試着してみて、その中でストレスのないものを選ぶことを、強くおすすめします。
スノーボードゴーグル 眼鏡対応 曇り防止?
ゴーグルの内側に眼鏡をかけると、安いものはとても曇りやすい、特に内側の眼鏡の曇りに悩まされます。
冬の山では、ゴーグルや眼鏡は曇らせないことが大切。
気温が低い日にレンズを曇らすと、すぐに凍りついてくもりガラス状態になり、しかも恐ろしいことに凍ってるから拭いても水分が取れず、レストハウスなど屋内に戻らないと元の状態に戻せません。
そこで曇り対策が重要になるのですが、安いシングルレンズのものだと、かなり曇りやすいです。
ですから、少し値は張っても二重レンズのものを選びましょう。2枚のレンズの間に空気層をつくることでゴーグル内外の温度差を中和させるので、シングルレンズよりずっと曇りにくいです。
でも、あくまでも「曇りにくい」であって、完全に「曇らない」わけではありません。
汗をかきやすく、さらなる曇り止め効果を求めるなら、単4電池で動く換気扇つきメガネ対応モデルだと、さらに曇り防止に効果的です。
もうひとつのお勧めは、アダプターを使いレンズをゴーグルに取り付けること。曇りにくい上に視界が広がるので、かなり使い勝手が良いです。
上の写真はBOLLE社が販売している、ゴーグルクリップ””S.O.S。
このクリップに眼鏡店でご自分用に処方してもらった度数のレンズを取り付けてもらい、それをゴーグルに取り付けて使います(使い方写真)。
いちおうBOLLE社のゴーグル専用となっていますが、構造自体は単純なので、他のメーカーのものでも取付可能な場合が多いでしょう。
眼鏡だとツルが耳にかかって邪魔になりますが、レンズアダプターを使えばそれも解消。
眼鏡店でのレンズ代や加工料などで別費用がかかるので、予算は少しお高くつきます(予算は2万円以上、必要になるでしょう)。
ただ、それを上回る使い勝手の良さがあるので、スノボを長く続けるなら損はなしです。
スノーボードゴーグル 眼鏡対応 おすすめは?
ということで、私がスキーや雪山で使って個人的にイチオシのお勧めのモデルは・・・。
SWANS DREAD-PTBR
曇りにくい二重レンズに、マイクロターボファンが搭載されたの眼鏡対応ゴーグルです。
やや横長の形状なので、幅14センチ少々の私のメガネにもフィットします。縦幅はやや狭くシャープな印象なので、男性向きかと思います。
少しファンの音がするので、神経質な人だと音が気に障るかもしれませんが、大体の人には充分許容範囲でしょう。
ベルトに滑り止め加工がされているので、ズレにくいのも◎。
ただヘルメットをかぶる場合は、若干横長な分、ヘルメットの形状によってはサイド部分が干渉してしまう可能性あり。
試着はヘルメットもかぶった状態でしてください。
まとめ
以上、スノーボードゴーグル、眼鏡対応モデルの選び方のポイント、おすすめを紹介しました。
これを参考に、楽しい雪山ライフを満喫してください。