キャンプはアウトドアの醍醐味。
そしてキャンプとくれば、必要になるのが調理のためのアウトドアクッカーです。
数あるクッカーの中から、選び方についてポイントをお伝えします。
ちなみに、荷物の軽量化をしたい、バイクや自転車のツーリングキャンプ、荷物を担いでの登山を対象に考えています。
オートキャンプの場合は荷物の重さを気にしなくてもいいので、ダッチオーブンや家庭で使っている調理器具のほうがずっと使いやすく、美味しい料理ができます。
アウトドアクッカーは軽量化のために犠牲にしているものが多々ありますから、最初からそういう心づもりで。
アウトドアクッカーの選び方はここを見よ
荷物を担いでの登山や、バイク・自転車のツーリングキャンプの場合、クッカー選びの大きなポイントは
●素材
●形状
●大きさ
です。
素材や形状については下で詳しく述べますが、大きさは若干大きめを買ったほうが何かと使いやすいです(重さがあまり気にならなければ、ですが)。
エクストリームな登山では超軽量のソロクッカーが必要ですが、ハードな登山やツーリングでないなら、大きめのもののほうが使い勝手がずっと良くなります。
アウトドアクッカーの素材ならコレ
アウトドアクッカーの素材は、チタン、アルミ、ステンレスがあります。
どれも一長一短があります。
●チタン:強度があるので薄くて軽い。熱伝導率が悪いので、調理しにくい。口につけた時、ちょっと嫌な感じがする。
●ステンレス:丈夫でサビに強いけど重い。
●アルミ:チタンほどではないが軽い。強度はあまりないので変形しやすいが(破損はしにくい)、熱伝導率がよく調理には向いている。
私が愛用しているのはアルミ製です。
あとは、焦げ付きにくいテフロン加工がお勧め。Googleなどで検索すると、アウトドアクッカーにテフロン加工をしてくれる業者さんが見つけられます。
調理のあとも軽く拭き取るだけでキレイになるので、ちょっと値段ははりますが、加工する価値はありますよ。
アウトドアクッカーの形状は角型が絶対便利!
アウトドアクッカーの形状は普通の鍋と同じく丸型が一般的ですが、お勧めは角型です!
理由は、沸かしたお湯をカップなどに注ぐ時、角があるのでこぼれずに注げるためです。丸型クッカーだと、どうあがいても周りにお湯がこぼれます。
朝起きてコーヒーを飲もうという時、ソロであれば1つのクッカーでお湯を沸かして、そのままインスタントコーヒーをぶち込んで・・・でいいですが、複数人数であればお湯を分けるわけで、絶対的に角型が便利です。
また、インスタントラーメンやレトルトご飯を作る際にも、角型はジャストフィット。
丸型を選ぶ人はガスカートリッジがクッカーの中に収納ができる点を長所とみますが、荷物が軽くなるわけでもなし、私はそれが大したアドバンテージとは思えません。
コンパクトさを優先するか、調理しやすさをとるかですが、エクストリームな登山ならいざしらず、普通の登山やツーリングでは調理師やすさを取るのが合理的でしょう。
これからアウトドアクッカーを買おうという人には、角型をお勧めしておきます。
まとめ
ということで、アルミ製+角型+テフロン加工(フライパンのみですが)という条件を併せ持ったお勧めのアウトドアクッカーは、『ユニフレーム(UNIFLAME) 山クッカー角型』。
Amazonなどでも買えますから、探してみてください。便利ですよ。