アウトドアならダッチオーブン 選び方とレシピ

アウトドアの醍醐味は野外で作る料理ですが、その中でも凝る人はダッチオーブンを使います。

近年話題になることも多いので気になっている人も多いですが、ダッチオーブンは野外の焚き火料理で使ってこそ真価がわかる一品です。

しかしどんな料理でもこなせるダッチオーブンも、使い方がわからないとタダのデカくて重い鍋。

あなたのアウトドア生活にダッチオーブンが必要かどうか、診断してみましょう。

アウトドアならダッチオーブン

ダッチオーブンとは、分厚い金属製の蓋つきの鍋のうち、蓋に炭火を乗せられるように加工された鍋のことです。

だからこそ、アウトドア、それも焚き火料理にぴったりなわけですね。

ダッチオーブンは蓋の上に炭火を置いて利用することから、鍋としてだけでなく、「オーブン」として使えるという利点があります。

また、鍋に厚みがあることで、鍋全体が均一の温度に保たれ、食材にじっくりと火が通る、鍋と蓋の間に水分の膜ができることから鍋が密閉状態になる、圧力鍋と同じ効果が得られるのも利点です。

とまあ万能の鍋といえるのですが、注意点はシーズニングと呼ばれる、黒さびの皮膜で覆う作業が必要なことです。

このシーズニングの方法ですが、

1.さび止めのオイルを洗剤を使って落としす。
2.鍋と蓋の全体に無塩の植物油(オリーブオイル等)を薄く丁寧に塗りこみ、火にかけて鍋を熱し、自然冷却。
3.鉄くささをのぞくため、香味野菜の野菜くずを炒める。
4.スポンジや亀の子たわしなどで洗い、から焼きして乾燥。

という手順が必要です。アルミやステンレス製のダッチオーブンならこのシーズニングは必要ないのですが、それならわざわざ重くてかさばるダッチオーブンを使う必要もないでしょう。

長年の使用で黒くなったダッチオーブンは「ブラックポット」と呼ばれ、アウトドアマンの一つの勲章のようなものでもあります。

こういう面倒で手のかかる作業を楽しめるなら、アウトドアでぜひダッチオーブンを利用してみてください。

アウトドアで使うダッチオーブンの選び方

アウトドア用のダッチオーブン選びには、いくつかのポイントがあります。

1.素材
 鋳鉄製とアルミ製があります。鋳鉄製は上記のシーズニングが必要な本格派、アルミ製はより手軽に使えます。

2.形
 足のついているものと、いないもの。フタの上に炭が乗せれるものと乗せられないものです。アウトドアで使うなら足と蓋にエッジがあるタイプを選びます。

3.サイズ
どんな目的で使うのか、何人くらいで使うのか、そしてどこで使うのかでザイズか決まります。ちょっとした蒸し焼き料理や、少人数のキャンプであれば小さめの8インチぐらいのダッチオーブンが適当。

鶏1羽を丸ごと使った料理や、10人ぐらいの大勢で作るのであれば12インチ以上のダッチオーブンが必要になります。

一番の注目点は、やはり素材。

アルミは鋳鉄製に比べて軽く、シーズニングの手間がかかりませんが、熱が蓄積しにくいところが欠点です。

鋳鉄製のダッチオーブンはシーズニングや手入れの手間と重さですが、熱が蓄積し、よりおいしい料理が作れるので、やはり選ぶなら鋳鉄製にしたいものです。

手間暇と不便さを楽しむのがアウトドアですので、ここはこだわりたいですね。

アウトドアならではのダッチオーブンのレシピ

アウトドアのダッチオーブンで料理をする場合、蓋の上に炭などをのせて、下からだけでなく上からも加熱するので、焼き、蒸し、煮、揚げと何でもござれです。

煮物を作る場合、圧力鍋と同じ効果があるので、豚の角煮やシチューなどを作るのにもってこいです。肉はよりジューシーに、野菜はより柔らかくなります。

また鍋の底にチップを入れて、網をのせれば燻製も簡単に作れます。

お勧めはダッチオーブン特製のハンバーグ。上下加熱でオーブンで焼くのと同じ効果が得られるので、ハンバーグの厚みを厚くしても、フライパンで焼くよりも中までしっかり火が通るためです。ぜひ3~4センチぐらいの分厚いハンバーグを堪能してみてください。

タネをダッチオーブンに入れたら上下から火を通しますが、この時にタネを少し浮かせてチップを入れるようにします。

するとスモークも同時に行え、中まで火が通っても焦げ付かない、分厚いハンバーグができます。まさにダッチオーブンならではのレシピです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ダッチオーブンは、料理を作るのにもその後の手入れにも、普通の鍋より何倍も手間暇がかかります。しかも重くてかさばり、オートキャンプでないと使い道はありません。

しかし、そうした不便さを楽しむところがアウトドアの魅力であり、その成果と喜びは何倍も大きいものです。

ぜひアウトドアでダッチオーブンの料理を楽しんでみてください。

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