アイスノンを犬用に?成分のエチレングリコールが危ない

アイスノンを犬用に使えば、ワンちゃんも暑い夏を効果的に乗り切れます。

犬は元々暑さに弱い動物ですが、暑さに極端に弱い品種がブルドッグ、パグ、シーズーなどの短頭種。長毛種のゴールデンレトリーバー、マルチーズ、ポメラニアンなども暑さに弱いです。人間でもそうですが、蒸し暑い夏を乗り切るのにアイスノンは効果的ですね。

しかし実はアイスノンはペット用に不向きで、要注意の危険があります!

アイスノンを犬用に?その成分が危険かもしれません

アイスノンには元々の商標登録会社でもある白元をはじめ、同様の製品を作っている会社がいくつかあります。その中でも、凍らせても固まらないソフトタイプの保冷剤には不凍液として”エチレングリコール”が入っている場合があります。そして、そのエチレングリコールを犬が誤飲すると中毒をおこし、量にもよりますが最悪の場合死に至ります

成分表にはエチレングリコールと記載されていない場合が多いですが、”不凍液”と表示されていたら、犬用に使うには注意が必要です。

そしてなお怖いことは、このエチレングリコールは甘い味がするのです。そのため、犬がかじったり爪で穴を開けたりしてしまった場合、喜んで舐めてしまうことが多くあり、実際に多くの中毒事例も報告されています。

食品に付属している、冷凍するとカチカチに凍る保冷剤は、赤ちゃんのおむつなどに使われている「吸水ポリマー(高分子吸水剤)」が主成分で、口に入れてもほぼ無害(食べてもイイというわけではありません)ですが、ソフトタイプのものを犬の暑さ対策に使うのは控えるべきでしょう。

アイスノンを犬が誤飲してしまったら 

万一犬がアイスノンの内容物を誤飲・誤食してしまった場合は、すぐに大量の水を飲ませて吐かせ、早急に動物病院へ連れて行ってください。

エチレングリコール中毒は時間が最も重要な鍵となり、1-10時間以内の摂取であればエタノールか解毒剤で回復する可能性がありますが、12時間以上経過している場合は対症療法しか方法がなく、かなりの確率で死に至ってしまいます。

アイスノン自体が危険だということではもちろんないのですが、含まれている成分がエチレングリコールだと分かっている場合は始めから使わない方が無難です。使われていない保冷剤を使う場合でも、必ず飼い主の目の届く範囲で使用し、犬がひとりでいるときは使つかわないことが大切です。

そして、万が一食べてしまった場合は迷わず即病院へ連れて行きましょう!

参考までに、夜間・救急診療をしてくれる全国の動物病院のリストはこちらです。
http://homepage3.nifty.com/wanco/animal.htm
       

犬用アイスノン=ペット用クールマット

上記のような理由で、ソフトタイプのアイスノンを犬用に使用することはお勧めできません。人間であればかじったり引っ掻いたりして穴を開けることがほぼないので安心できますが、犬はするどいキバや爪を持つ動物ですから、暑さ対策で使用するにはエチレングリコールが入っていないことが絶対に必要です。

ペット用のクールマットであればペットに危険な成分が使用されていないので安心、大切なワンちゃんのためには、こちらを使うようにしてください。

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