あがり症の克服 薬やインデラルの前に

あがり症とは、血液中のアドレナリン値が上昇して起こる現象です。

緊張や不安を感じたときにアドレナリンが分泌されると、心拍数・体温・血圧を急上昇させる結果、動悸や発汗、震えなどが起こりますが、これが普通の人より過剰になってしまうのがあがり症といわれる症状です。

「あがり」自体は誰にでも起こる正常な反応なのですが、他の人より過剰に反応してしまう場合を「あがり症」というわけです。

克服の方法・・・というか、心の持ち方を紹介しますが、薬、とくによく使われるインデラルというものについても触れてみます。

あがり症の克服

「あがり症」は、就職活動中の学生など、本人にとってつらいものがあります。

しかし実は、生まれついて「あがり症」の人はいないのです。赤ん坊や幼児の頃はだれでも無邪気に、知らない人とコミュニケートできたはずです。

あがり症は、生まれついての症状ではなく、育ってきた環境による影響が大きく、単なる体の癖です。脳や精神障害があるわけでは決してありません。

あがり症を克服するためには、まず自分の考え方を見直すことです。「自分に対して目標が非常に高い」「物事を完璧にこなしたい」「みんなに好かれたい」といった高い自己実現目標が、あなたを縛っている場合も多いのです。

自分があがりやすい事を素直に受け入れ、自分に対する基準をほどほどにすることが緊張の度合いを和らげ、あがり症の克服の第一段階になります。

カーネギーも著作で書いていますが、「何事も最悪の事態を想定し、それを受け入れる覚悟をする」ようにすれば、恐れることは実は殆ど無いことに気づきます。あがって、赤面して、無様な醜態をさらすことを覚悟するという発想が大切。

実際そのようなことになってしまっても、周囲の人は大して気にしてはいないのが実情です。

逆説的ですが、あがり症を重く考えないことが、あがり症の克服のための考え方です。「あがってもいいや」と思うことも、逆にあがり症克服の方法でもあるのです。

私の友人にもあがり症の人がいましたが、「い、いや~、あがっちゃったよ」と吶りながらも明るく話す様子が、皆から好感を受けていました。

あがり症の克服法については、いろいろな意見もありますがまずはあがり症とは何なのかを充分に認識することが必要です

あがり症の薬は・・・

あがり症はこうすれば治る(なくなる)という、万人に効果のある万能の方法は、残念ながらありません。

しかしあがり症が治らず何とか治らないかと思っている場合には、クリニックなど相談してみるのも有効な方法です。

あがり症の薬として処方される薬としては、「インデラル」という心臓病の薬が多いようです。

この薬は心臓の拍動を抑える薬で、血圧が下がり、緊張によるドキドキや震えなどを抑える作用があります。その効果があがり症の薬として適用されているというわけです。

「インデラル」は、新拍数上昇を抑える以外にも声の震えの緩和、発汗抑制作用もあり、呼吸を安定させたりする効能があります。もちろん当然ながら、インデラルは医師の処方が必要です。

あまりにも度を越してあがり症がひどいようであれば、まずは総合病院の精神科、心療内科、神経内科などで相談してみましょう。勝手な自分の判断で薬に頼らないことです。

あがり症とインデラル

あがり症の薬として使われることも多いのが、上記の通り心臓病の薬であるインデラルです。

このインデラルはβブロッカーと呼ばれる薬で、心拍数を抑える効果があり用法や用量は医師に処方してもらう必要があります。

しかし実際には、多くの人がインターネットで入手しているようです、ネットでの売買行為は、直接薬事法に触れるものではありませんが、事故や副作用など全てが自己責任になります。

インデラルはあがり症の特効薬では決してなく、あくまで「対症療法として使うこともできる」といううだけのものです。従ってクリニックでも、気安く処方してれるものではありません。

あがり症とインデラルなどの薬に頼るのではなく、まずは自分に対する完璧主義者からの脱却を目指すべきでしょう。

ある調査によると、日本人の実に97%が自分を上がり症だと思っていて、その中で「超上がり症」と自己診断している人は約60%だそうです。

何事も経験を積めば、あがりや赤面も軽くなります。堂々と発表している人でも、実は「そう見えるだけ」で、本人は大体上がっているものなのです。

まとめ

あがり症で悩んでいる人は、薬であがり症を抑える発送はやめましょう。結局はその場しのぎのことでしかなく、克服とはほど遠いからです。

あがるというのは、とにかく恥をかきたくない心の動きが大きな元です。もともと自分はたいそう他人間ではない、人は恥をかいて成長するもの、と割り切ることが、一番の薬です。

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